大宇宙と小宇宙 ☆*。

日々の天体模様♪

一期一会。

 2012年が、あと数日で終わろうとしています。

皆さんは どんな一年だったでしょうか?


2004年に母が他界し看病を続けた4年という時間の中で、私自身 身近な人の死と向き合う時間を頂きましたが、311が起こって沢山の命が一度に旅立たれたのを見聞きしながら、ずっと思うことがあります。

優しさと思いやり。
当たり前であって 当たり前で無いもの。
全てが一期一会。

今日ある命が、明日はどうだろう。
今日感じた温もりや笑顔が、確かに明日もそこにあるでしょうか?

生まれながらにあると思われがちな身体や機能。
父親や母親、家族の温もりや帰る家や故郷。
大切な人たちと過ごす時間や、食事や会話の時間。
その食事を満足にいただくことや働くこと、友人たちなどなど。

そんなたくさんの「当たり前」のような光景は、全ての人にとって けして当たり前のことでは無いし、多くの人々にとって当たり前だったことが、当たり前では無くなった瞬間を311で経験された方々が何万人もいらっしゃいます。

世界に目を向けてみてください。

今この瞬間、日本人の多くが当たり前だと思っている時間や風景や持ちものを 全く知らずに、紛争や戦争を経験し、難民として生きていらっしゃる方々が 一体どれくらいいらっしゃるでしょうか。

家族や家系、あらゆる意味の流派を超えて、隣人や接する人を友と呼び 家族だと思えたら、地球上の私たちはどんなに豊かで幸せでしょう。


私自身も家族の団らんや食卓、子供の時から当たり前かもしれなかった様々なことが当たり前で無かったからこそ、気づかせて頂いたこともあったし、知る必要のあった痛みでもあったのでしょう。

人は経験したことでしか実感することが出来ない感情や感覚が沢山あります。

だからこそ、思いやり ねぎらう事を出し惜しみせず、当たり前でないことにたくさんの感謝をしながら、2013年も一日一日を生きたいと思います。


2012年の、どんなタイミングも笑顔も涙も、一期一会でした。
お客様や友人と向かい合った貴重な時間の中で、勇気を出して話して下さったことや涙や笑顔は、私にとって大切な一瞬一瞬でした。

ありがとうございました♪♪


2013年が、どの方にとっても当たり前でない連続の贈り物と 気づきの一年であることは 間違いありません。

生命の輝きと笑顔いっぱいの 一年でありますように☆


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